帰省で「親が老けたかも」と感じたら|実家でさりげなくできる見守りチェック

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離れて暮らす娘
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「久しぶりに実家に帰ったら、親の背中が小さく見えた。気のせいかな…」 |
その「あれ?」という感覚、大切にしてください。毎日いっしょにいる人には見えない変化が、久しぶりに会うあなたにだけ見えることがあります。
気づいたからといって、あわてる必要はありません。この記事では、帰省のあいだにさりげなくできることを、順番にご紹介します。
帰省は、1年でいちばん親の変化に気づける機会です
電話の声は、いつもどおり元気。でも実際に会うと、冷蔵庫の中や部屋のようすに「ん?」と思うことがある。そんな経験はないでしょうか。
65歳以上のひとり暮らしは、2020年の738万世帯から、2050年には1,084万世帯まで増える見通しです※1。親が元気なうちから少しずつ備えるのは、いまや特別なことではありません。

とはいえ、帰省の時間は限られていますよね。チェックリストを見ながら、肩の力を抜いて「いつもの実家」を眺めてみてください。
実家でさりげなく見ておきたい、10のチェックポイント
ポイントは、親を観察することではなく、家と暮らしの変化を見ることです。
そして夏の帰省では、もうひとつだけ見てほしいものがあります。エアコンです。

気になったら、帰省中にこの3つだけ
帰省の残り時間でできることは限られています。欲張らず、この3つだけで大丈夫です。
離れてからの見守りは、親の負担が軽いものから
とはいえ、毎日の電話を続けるのは、あなたにも親にも意外と負担です。続けるコツは、がんばりを仕組みに置き換えること。見守りサービスは大きく4つのタイプがあります。
| タイプ | わかること | 親の負担 |
|---|---|---|
| 電話・宅配型 人の声と顔 |
声の調子、受け答えのようす | 会話に出る必要がある。人によっては楽しみにも |
| 訪問型 定期的に人が来る |
暮らしの全体像。片付けや買い物の手助けも頼める | 人を家に迎える気疲れがある |
| 緊急ボタン型 いざというときの通報 |
本人がボタンを押したときの緊急事態 | 自分で押せる状態でないと働かない |
| センサー型 置くだけ・挿すだけ |
部屋にいるか・動いているか、室温や湿度の変化 | ほぼゼロ。操作も覚えることもない |
カメラに抵抗がある親には、「空気で見守る」方法もあります
センサー型のなかでも、カメラやマイクを使うものは「見られている感じがして嫌」と断られがちです。そんな親御さんに合う選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。
専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかを読み取ります。映像も音声も、そもそも撮りません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続くと、コールセンターが電話で確認します。
さらに本体には温度・湿度のセンサーも内蔵。部屋が暑くなりすぎていないか、エアコンがきちんと使われているかも、離れたところから確認できます。前の章でふれた、夏の熱中症が心配な時期の見守りにも役立つ仕組みです。

このサービスは、賃貸物件のオーナーさん・管理会社が物件の設備として導入するタイプです。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備はありますか?」と管理会社に聞いてみる価値があります。
よくある質問
「見守り」という言葉を親に出しにくいのですが
無理に出さなくて大丈夫です。「私が安心したいから」と、主語を自分にして話すのがコツです。「お母さんのため」と言われるより、ずっと受け入れやすくなります。
チェックポイントは、いくつ当てはまったら心配すべきですか?
数より「前との差」が大事です。2つ以上「前と違う」と感じたら、かかりつけ医や地域包括支援センターに一度話しておくと、その後の相談がスムーズになります。
実家が賃貸です。勝手に機器を置いていいのでしょうか?
コンセントに挿すだけのタイプなら工事がないため、基本的に心配いりません。壁に取り付けるタイプは管理会社に確認を。見守り設備を物件として備えている賃貸もあるので、まず相談してみてください。
まとめ
- 帰省は1年でいちばん親の変化に気づける機会。見るのは親本人より「家と暮らし」
- 気になったら、帰省中にやるのは3つだけ。話を聞く・連絡先をまとめる・次に話す日を決める
- 離れてからは仕組みに頼っていい。「親に操作がいらないか」で選ぶと続けやすい
出典一覧
- ※1 国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)(令和6年推計)」(2024年)|発表ページ