離れて暮らす親を想う子世代をえがいたあたたかいイラスト

離れて暮らす親が心配…会いに行けない罪悪感が軽くなる考え方

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離れて暮らす娘のイラストアイコン

離れて暮らす娘

「本当はもっと会いに行きたいのに、仕事や子育てで手いっぱい。心配なのに動けない自分が、少し情けなくて…」

その後ろめたさを感じているのは、あなたが親御さんを大切に思っている証拠です。心配する気持ちがあるからこそ、会いに行けないことがつらいのですよね。

この記事では、その罪悪感とのつきあい方と、離れていてもできる見守りの選び方を、ゆっくりご紹介します。読み終えるころには、肩の力が少し抜けているはずです。

この記事でわかること
「会いに行けない罪悪感」の正体と、少し軽くするための考え方
離れていてもできる見守りの4タイプと、家族との相性
今日から始められる、小さな3つのこと

「もっと会いに行きたいのに、行けない」——あなただけではありません

仕事、子育て、自分の暮らし。日々やることに追われるなかで、実家までの距離はどうしても遠く感じます。「行かなきゃ」と思いながら、気づけば数か月。そんな方は、めずらしくありません。

大切なのは、会う回数の多さで親孝行を測らないことです。ひんぱんに会えなくても、親御さんを気にかけている人はたくさんいます。距離があること自体を、責める必要はないのですよね。

離れた2つの家と、それをつなぐ想いをえがいたイラスト図解

それでも心がざわつくのは、「何かあったとき、すぐそばにいてあげられないかもしれない」という不安があるからではないでしょうか。次の章で、その気持ちを少しほどいていきます。

罪悪感の裏にあるのは、「無事でいてほしい」という願い

「会いに行けなくて申し訳ない」という気持ちを、よくよくたどっていくと、その奥にあるのは「元気でいてほしい」「困っていたら気づいてあげたい」という願いです。

だとしたら、必要なのは「たくさん会うこと」そのものではなく、「ちゃんと見守れている」という安心かもしれません。ここが変わると、気持ちはずいぶん楽になります。

ワンポイント
「毎日会いに行けない自分」を責めるのをやめて、「離れていても様子がわかる仕組み」を1つ持つ。それだけで、後ろめたさは”できることをしている安心”に変わっていきます。

離れていてもできる見守りには、4つのタイプがあります

見守りといっても、方法はいろいろです。自分の負担と、親御さんの受け入れやすさで選べるよう、大きく4つのタイプにまとめました。

タイプ どんな見守りか 離れた家族との相性
電話・ビデオ型
声と顔でつながる
定期的に話し、声の調子や様子を確かめる つながりは深い。ただ続けるには双方の時間が要る
訪問・宅配型
人が届けに来る
配食や訪問のときに、対面でさりげなく安否を確認 手助けも頼める。人を迎える気疲れは人による
緊急ボタン型
いざを知らせる
本人がボタンを押したときに通報が届く 安心の備えになる。自分で押せる状態でないと働かない
センサー型
置くだけ・挿すだけ
部屋にいるか・動いているかを、そっと見守る 親の手間がほぼゼロ。毎日の連絡を負担に感じる家族に向く

どれか1つに決めなくても大丈夫です。電話で声を聞きながら、負担の軽いセンサーを重ねる、といった組み合わせもできます。

今日から始められる、小さな3つのこと

いきなり大きなことをしなくて大丈夫です。まずは、この3つから始めてみてください。

STEP 1
連絡を「がんばり」から「習慣」に変える
毎日電話しようとすると続きません。「日曜の夜だけ」と決めてしまうほうが、気楽に続きます。決まった時間があると、親御さんも待つ楽しみができます。
STEP 2
近くの「相談できる場所」を1つ知っておく
親御さんが住む地域の地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)を調べておきましょう。何かあったとき、遠くにいるあなたの代わりに動いてくれる、心強い味方になります。
STEP 3
負担の軽い見守りを1つだけ足す
連絡だけに頼ると、返信がないときに不安がふくらみます。親の手間がいらない見守りを1つ重ねておくと、「連絡がなくても様子はわかる」という安心が生まれます。
夕方の窓辺でくつろぎながら離れた親を想う子世代の写真イメージ

そっと見守りたい親御さんに——空気で見守るという選び方

「見守り」と聞くと、カメラを思いうかべる方が多いかもしれません。でも「見られている感じがして嫌」と、親御さんが気にすることもありますよね。そんなときに合う選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかを読み取ります。映像も音声も、そもそも撮りません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続くと、コールセンターが電話で確認します。

穏やかな昼下がりに自宅でくつろぐ高齢の親の写真イメージ

カメラがないぶん、親御さんのプライバシーを守れます。「監視されている」と感じさせずに、離れたあなたは日々の様子を知れる。会いに行けない日も、「今日も無事に過ごしている」とわかることが、そのまま安心になります。

このサービスは、賃貸物件のオーナーさん・管理会社が物件の設備として導入するタイプです。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備はありますか?」と管理会社に聞いてみる価値があります。

よくある質問

会いに行く回数が少ないのは、やはり親不孝でしょうか?

回数の多い少ないで決まるものではありません。気にかけて、できる形でつながろうとしていること自体が、もう十分に大切な関わりです。距離があるぶんは、仕組みでおぎなえば大丈夫です。

親に「心配しすぎ」と言われてしまいます

「お母さんのため」ではなく「私が安心したいから」と、主語を自分にして伝えるのがコツです。親御さんも、子を安心させるためなら、と受け入れやすくなります。

遠方に住んでいて、いざというとき駆けつけられません

遠くても大丈夫です。地域包括支援センターやご近所、見守りの仕組みを事前につないでおけば、あなたの代わりに気づいて動いてくれる人・仕組みができます。ひとりで抱えなくて構いません。

まとめ

  • 会う回数で親孝行は測れない。距離があること自体を責めなくていい
  • 罪悪感の裏にあるのは「無事でいてほしい」という願い。必要なのは”見守れている安心”
  • 連絡は習慣に、相談窓口を1つ知り、手間の軽い見守りを1つ足す。今日はここから
今日できる一歩
まずは今夜、5分だけ電話をかけてみませんか。
用件がなくても大丈夫。「声が聞けてよかった」——それが見守りの、いちばんはじめの一歩です。
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