親の見守りの費用は誰が払う?負担を減らす選び方と、話の切り出し方

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離れて暮らす娘
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「見守りを付けたほうがいいのは、わかっているんです。でも月々のお金を誰が出すのか…。親に切り出すのも、なんだか気が引けてしまって」 |
その気まずさ、よくわかります。見守りそのものより、お金の話のほうが切り出しにくい。そう感じている方は、けっしてめずらしくありません。
この記事では、見守りの費用を「いくらか」ではなく「どんなかたちで、だれが負担するのか」から整理します。読み終えるころには、親御さんに話を切り出す順番まで見えているはずです。
「お金の話」が切り出しにくいのは、あなただけではありません
見守りを調べはじめて、最初につまずくのが費用のことですよね。月々いくらかかるのかも気になりますが、それ以上に重いのが「誰が払うのか」ではないでしょうか。
親御さんのお金から出すとなると、「勝手に決められた」と思われないか気になります。自分が出すとなると、兄弟姉妹との温度差が頭をよぎります。どちらにしても、口に出すには少し勇気がいります。
でも、迷っているのはお金が惜しいからではないですよね。親御さんの気持ちを大切にしたいからこそ、言葉を選んでいる。まずはそこを、ご自分でみとめてあげてください。

見守りの費用は「かたち」で見ると分かりやすい
見守りの費用は、サービスによって幅があります。金額をひとつずつ比べる前に、「どんなかたちのお金なのか」で分けてみると、ぐっと選びやすくなります。
| タイプ | 費用のかたち | 向いているのは |
|---|---|---|
| 電話・訪問型 人が関わる |
月々の利用料。回数が増えるほど上がる | 人と話すのが好きな親御さん |
| 家電・アプリ型 手持ちの機器で |
少額の月額。無料のものもある | スマホや家電に抵抗のない方 |
| 自治体の制度型 緊急通報システム |
自己負担が小さい。無料の地域も | 対象の条件に当てはまる方 |
| 住まいの設備型 物件に備わっている |
ご家族が個別に契約しないかたち | 賃貸にお住まいの親御さん |
同じ「見守り」でも、お金の出どころはまったく違います。ご家族が毎月払うもの、自治体の制度を使うもの、住まいにもともと備わっているもの。どれが親御さんの暮らしに合うかで考えると、比べる軸が定まります。
自治体の窓口に、負担の小さい選択肢があることも
見守りは、民間のサービスだけではありません。多くの市区町村が、ひとり暮らしの高齢者に向けた「緊急通報システム」という制度を持っています。
負担のしかたは地域でちがいます。たとえば大阪市では、前年の所得税が課税されている世帯で月額940円、非課税の世帯は無料とされています※1。新宿区のように、設置のときに2,700〜3,100円を払えば、その後の月額負担がないところもあります※2。
年齢や健康の状態などの条件はありますが、まず調べてみる価値は十分にあります。窓口は、親御さんがお住まいの市区町村の高齢福祉の担当課か、地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)です。

親にお金の話を切り出す、3つのステップ
選択肢が見えてきたら、いよいよ親御さんとの会話です。順番を少し変えるだけで、受け取られ方はずいぶん変わります。
ご家族が費用で悩まずにすむ見守りもあります
親御さんが賃貸にお住まいなら、見守りが住まいの設備として備わっているケースもあります。その選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。
専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかを、そっと読み取ります。カメラもマイクもなく、映像も音声も記録しません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続くと、コールセンターが電話で確認します。

このサービスは、賃貸物件のオーナーさんや管理会社が、物件の設備として導入するタイプです。ご家族が個別に契約して毎月支払う機器ではないため、「誰が費用を持つか」で悩まずにすみます。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備はありますか」と管理会社にたずねてみる価値があります。
よくある質問
見守りの費用は、親と子のどちらが払うのが普通ですか?
決まりはありません。親御さんの年金から出すご家庭も、子世代が出すご家庭もあります。大切なのは金額よりも、決め方を一緒に話せているかどうかです。先に自治体の制度を調べておくと、負担の話がしやすくなります。
介護保険で見守りサービスは使えますか?
見守りサービスは介護保険の対象外となるものが多く、費用は自己負担になるのが一般的です。ただし市区町村ごとの高齢者向けの制度が使える場合があります。地域包括支援センターで、親御さんの状況に合う制度を確認してみてください。
兄弟姉妹とお金の分担でもめそうです
先に金額を決めようとすると、話がこじれやすくなります。まずは「何が心配か」を共有するのが近道です。心配の中身がそろうと、費用の分担も決めやすくなります。難しければ、地域包括支援センターに一緒に相談するのもよい方法です。
まとめ
- 見守りの費用は、金額より「どんなかたちのお金か」で見ると選びやすい
- 自治体の緊急通報システムなど、負担の小さい選択肢がある。まず窓口に相談を
- 親御さんに切り出すときは、心配していることから。主語は「私」にする
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