実家が賃貸のときの親の見守り|大家さんに相談する前に知っておきたいこと

小さな集合住宅と鍵をならべたクレイ風のミニチュアイメージ
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離れて暮らす娘

「実家は賃貸なので、勝手に見守りの機械を付けていいのか分からなくて。大家さんに聞くのも、なんだか気が重いんです」

何か始めたいのに、「賃貸だから」というだけで一歩目が止まってしまう。よくあるお気持ちだと思います。でも実は、賃貸だからこそ選びやすい方法もあります。この記事では、賃貸のお住まいで選べる見守りの3つのタイプと、部屋に置く前に確かめておきたいこと、そして大家さんや管理会社への切り出し方を、順番にまとめました。

この記事でわかること
賃貸の実家で選べる見守りの3タイプと、それぞれの向き不向き
部屋に置く前に確かめておきたい5つのこと
大家さん・管理会社への、角が立たない切り出し方

賃貸だと、一歩目でつまずいてしまいますよね

見守りのことを調べ始めると、たいてい持ち家を前提にした説明が出てきます。壁に取り付ける、配線を通す、工事の日を決める。読みながら「うちの実家は借りている家だし」と、そっと画面を閉じた方も多いのではないでしょうか。

加えて、大家さんや管理会社に連絡するという行為そのものが、少し重たく感じられます。高齢だと知られたら困るのではないか、面倒な入居者だと思われないか。心配とためらいが、同時にやってくるんですよね。

ただ、賃貸のお住まいでできることは、思っているよりずっとあります。むしろ「相談していい相手がいる」という点では、持ち家より心強い面もあります。

ワンポイント
賃貸で気をつけたいのは、ほとんどが「部屋に手を加えるかどうか」の一点です。壁や設備をさわらないものであれば、話はぐっとシンプルになります。

賃貸の実家で選べる見守りは、大きく3つ

誰が用意するのかで整理すると、迷いが減ります。3つのタイプに分けてみました。

タイプ だれが用意する? 賃貸での気をつけどころ
置くだけの機器
家族が買って持ち込む
家族が選んで、帰省のときに置いてくる 壁の取り付けや配線工事が要るものは避ける
人が訪ねる・電話する
自治体や民間のサービス
家族が申し込む。自治体の制度もある 部屋に何も付けないので制約は少ない
住まいの設備として
大家さん・管理会社が導入
物件の側で用意される。家族は相談するだけ 許可の心配がいらない。退去のときも困らない

どれかひとつに絞る必要はありません。デナリ・コネレーションのウェビナーで桜井良太先生(東京都健康長寿医療センター研究所)が紹介した調査では、いざというときに「これで足りている」と感じられている見守りは、複数の手段を組み合わせている場合と関連していたと報告されています※1。週末の電話に、もうひとつだけ足す。そのくらいの気持ちで十分です。

3つの見守りの選び方をならべたクレイ風のミニチュアイメージ

部屋に置く前に、確かめておきたい5つのこと

家族が機器を持ち込むタイプを選ぶときは、買う前にこの5つを見ておくと安心です。難しい確認ではありません。

賃貸で置く前のチェック
壁やドアに、穴を開けたりネジで留めたりしないか
電源はコンセントだけで足りるか(配線を増やさないか)
実家にWi-Fiがなくても使えるか
玄関の外や廊下など、共用の場所に付けるものではないか
引っ越すことになったとき、外して持ち出せるか

5つとも当てはまるものなら、家具や家電を置くのと同じ感覚で使えます。逆に、壁の工事や共用部への設置が必要なものは、家族の判断だけで進めずに、先に一度相談しておくと安心です。あとから元に戻すことになると、親御さんが困ってしまいます。

ちなみに、手すりの取り付けのように部屋に手を加えるものでも、相談すれば承諾してもらえることはあります。「聞いてはいけないこと」ではないんですよね。

大家さん・管理会社への、角が立たない切り出し方

連絡するとなると身構えてしまいますが、順番を決めておくと、ずいぶん気が楽になります。

STEP 1
先に、契約書を1か所だけ見ておく
賃貸借契約書の「模様替え」や「造作」について書かれた項目です。何がだめかが分かるだけで、聞くべきことがはっきりします。手元になければ、管理会社に写しをお願いすれば大丈夫です。
STEP 2
「許可をください」ではなく「相談させてください」で始める
最初のひとことは、こんな形で十分です。「母が一人で暮らしておりまして、離れているぶん様子が分かるようにしたいのですが、お部屋を傷つけない方法をご相談できますか」。心配の中身を先に伝えると、話が早く進みます。
STEP 3
ついでに、連絡先を最新にしておく
管理会社は、入居者の今の状況までは把握していないことがほとんどです。何かあったときに真っ先に連絡が来るよう、あなたの携帯番号を登録してもらいましょう。これだけでも、備えとしてはかなり大きいです。
電話で相談する人と集合住宅をならべたクレイ風のミニチュアイメージ

「高齢だと知られると不利になるのでは」と心配されるかもしれません。けれど今は、入居者の見守りに前向きな管理会社やオーナーさんも増えています。連絡先を伝えておくことは、相手にとっても助かる情報なんですよね。

工事もWi-Fiもいらない、「住まいの設備」という選び方

部屋に手を加えずに、しかも親御さんに何も操作させたくない。そう感じた方に知っていただきたいのが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかをそっと読み取ります。カメラもマイクもなく、映像も音声も記録しません。工事もWi-Fiもいらないので、壁にも設備にも手を加えません。ふだんと違う状態が続いたときは、コールセンターが電話で確認します。

このサービスは、賃貸物件のオーナーさんや管理会社が設備として導入するタイプです。だからこそ、賃貸のお住まいとは相性がいいんですよね。実際に100台近くを導入している賃貸管理会社(株式会社アミックス)の方は、導入事例インタビューで「コンセントに挿すだけなんで、もう何もいらない」「入居希望のお客さまに実物をお見せすると『え、こんなちっちゃいのでできるんだ』と驚かれる」と話しています※2

夕方の窓辺と湯呑みを配したクレイ風のミニチュアイメージ

親御さんの側の操作は、何もありません。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備は入れられますか」と、大家さんや管理会社にたずねてみる価値があります。まだ導入していない物件でも、資料を取り寄せて渡すところから話が始まることもあります。

よくある質問

親の家は賃貸ですが、家族が勝手に見守りの機器を置いてもいいですか?

コンセントに挿すだけ、棚に置くだけといった、部屋に手を加えないものであれば、家電を置くのと同じように考えて差し支えないことがほとんどです。壁に穴を開ける、共用部に付ける、配線を通すといった場合は、先に管理会社へ相談してください。

相談したら、高齢だからと嫌がられませんか?

気になりますよね。ただ、管理会社にとっていちばん困るのは「何かあったときに連絡が取れないこと」です。家族の連絡先が分かっていて、様子を気にかけている人がいると伝わることは、相手にとって安心材料になります。

費用は誰が払うことになりますか?

家族が持ち込む機器なら家族の負担、住まいの設備として導入されるものなら物件の側の負担になるのが一般的です。自治体によっては、緊急通報の装置などを低い負担で使える制度もあります。お住まいの市区町村の窓口や、地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)で聞いてみてください。

まとめ

  • 賃貸で気をつけるのは、ほとんどが「部屋に手を加えるかどうか」の一点です
  • 選べるのは、置くだけの機器・人が訪ねるサービス・住まいの設備としての見守りの3タイプです
  • 大家さんや管理会社には「許可」ではなく「相談」から。連絡先を最新にしておくだけでも備えになります
今日できる一歩
実家の管理会社の名前と電話番号を、スマホに登録しておきませんか。
相談するかどうかは、あとで決めて大丈夫です。番号がすぐ出てくるだけで、いざというときの動きが変わります。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

出典一覧

  • ※1 桜井良太氏(東京都健康長寿医療センター研究所)による、見守りの組み合わせと安心感の関連についての調査。デナリ・コネレーション主催ウェビナーでの紹介より|ウェビナーレポート記事
  • ※2 デナリ・コネレーション「【お客様の活用事例】株式会社アミックス 金子さま|導入事例インタビュー」(2026年5月)|動画を見る

実家の冷蔵庫に賞味期限切れが並んでいたら|責めずに気づくチェック

実家の台所で冷蔵庫の扉を開ける手元の写真イメージ
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離れて暮らす娘

「久しぶりに実家の冷蔵庫を開けたら、賞味期限切れがずらり。心配なだけなのに、つい強い言い方をしてしまいました」

扉を開けたときの、あの胸がすっと冷える感じ。心配だからこそ、言葉がきつくなってしまうんですよね。冷蔵庫の中は、親御さんの暮らしがいちばん正直に出る場所です。この記事では、冷蔵庫で気づける5つのチェックポイントと、責めずに片づける3ステップ、そして帰ったあとの心配を軽くする方法を、やさしくまとめました。

この記事でわかること
冷蔵庫で気づける、暮らしの変化5つのチェックポイント
親御さんを責めずに片づける3ステップ
帰ったあとも「いつもどおり」が分かる備え方

冷蔵庫の中は、暮らしがいちばん出る場所です

期限切れが並んでいると、「だらしなくなってしまった」と感じるかもしれません。でも、理由は別のところにあることがほとんどです。

買い物に行く回数が減った。品数を作るのがおっくうになった。ひとりぶんの量が分からず、つい多めに買ってしまう。どれも、責められるようなことではありません。

それに「もったいない」は、長く大切にされてきた気持ちです。頭ごなしに否定されると、心を閉ざしてしまうこともあります。

ワンポイント
冷蔵庫の中身は「片づけの問題」ではなく「暮らしのリズムの記録」です。何が入っているかより、前に帰ったときから変わったかどうかに目を向けると、見えるものが変わります。

冷蔵庫で気づける、5つのチェックポイント

帰省中に、さりげなく見られる場所です。数えたり点検したりする必要はありません。次のうち、いくつ当てはまるかを見てみてください。

冷蔵庫でわかる、暮らしの変化
同じ食品が、いくつも重なって入っている
手をつけていない総菜やお弁当が、そのまま残っている
調味料は減っていないのに、生鮮品だけが傷んでいる
冷凍室がぎっしりで、奥のものが取り出せない
期限切れが「奥」ではなく「手前」にある
冷蔵庫の中の食品をそっと確かめる手元の写真イメージ

1つ2つなら、たまたま忙しかっただけかもしれません。気にしたいのは、前に帰ったときより増えているかどうかです。とくに調味料だけが減っていないときは、買ってはいても料理をする回数が減っているサインのことがあります。

サインがあっても、すぐ決めつけなくて大丈夫です

調べていくと「認知症のサインかも」という言葉に行き当たって、不安になった方も多いと思います。たしかに、買ったことを忘れて同じものを買うといった変化が背景にあることはあります。

ただ、体調がすぐれなかった時期や、暑さで買い物に出られなかった時期にも、同じことは起こります。一度の光景だけで決めつけなくて大丈夫です。

デナリ・コネレーションのウェビナーで桜井良太先生(東京都健康長寿医療センター研究所)が紹介した研究では、電気の使い方のような日々の暮らしのパターンの変化が、暮らしぶりの変化に気づく手がかりになり得ると報告されています※1。冷蔵庫の中身も、同じように暮らしのパターンが表れる場所です。ウェビナーの内容はこちらのレポート記事でも読めます。

台所に並んで立ち一緒に食材を片づける親子の後ろ姿の写真イメージ

大切なのは、その日一日で判断することではなく、いつもとの違いが続いているかを見ていくことです。気がかりが消えないときは、地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)に話してみてください。無料で相談でき、「もう少し様子を見ていいのか」を一緒に考えてくれます。

責めずに片づける、3つのステップ

その場でできる進め方を、3つに分けました。順番がいちばん大事です。

STEP 1
黙って捨てず、まず一緒に開ける
留守のあいだにこっそり処分すると、あとで「無くなった」と混乱のもとになることがあります。「お茶いれるね」くらいの流れで扉を開けて、隣に立つところから始めましょう。
STEP 2
「いつ買ったの」ではなく「最近なに食べてる?」と聞く
日付を問い詰められると、責められているように感じてしまいます。食べたいものの話に変えると、買い物に行きにくい、作るのがしんどい、といった本当の理由が出てきやすくなります。
STEP 3
全部ではなく、ひとつの棚だけ
一気に空にすると、親御さんには「自分のやり方を否定された」だけが残ります。「ここの段だけ、すっきりさせようか」と区切って、空いた場所に好きなものを買い足しておきましょう。

帰ったあとの心配を、仕組みで軽くする

片づけて帰っても、しばらくすると「今ごろ、また同じことになっていないかな」と気になってきますよね。この繰り返しをやわらげる方法を、3つのタイプに整理しました。

タイプ できること 親御さんの負担
電話やLINEで聞く
今日から・無料
「なに食べた?」の一言で、食事の様子がつかめる 毎回聞かれると気にする方もいる
買い物・配食のサービス
週1回から
食事が届くうえ、定期的に人の目が入る 受け取る時間を合わせる必要がある
センサー型の見守り
住まいに置くだけ
聞かなくても「いつもどおり」が分かる。操作も返信もいらない ほぼゼロ。ふだんどおり暮らすだけ

どれかひとつに決める必要はありません。「週末の電話」と「操作のいらない見守り」のように組み合わせるほど、次の帰省までの不安は小さくなります。

冷蔵庫を開けに行けない日も、いつもどおりが分かる

「離れていても、暮らしの様子だけは知っておきたい」。そう感じた方に知っていただきたいのが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかをそっと読み取ります。カメラもマイクもなく、映像も音声も記録しません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続いたときは、コールセンターが電話で確認します。

親御さんの側の操作は、何もありません。冷蔵庫を開けに行けない距離でも、「今日もいつもどおり」が分かる。実際に100台近くを導入している賃貸管理会社(株式会社アミックス)の方は、導入事例インタビューで「誤作動や誤検知はほぼないと言っていいぐらいなかった」と話しています※2

夕方の食卓でお茶をいれる高齢の親の手元の写真イメージ

このサービスは、賃貸物件のオーナーさんや管理会社が設備として導入するタイプです。実家が賃貸なら「こういう見守りの設備はありますか」と、大家さんや管理会社にたずねてみる価値があります。

よくある質問

賞味期限切れがあるだけで、認知症を疑ったほうがいいですか?

一度の光景だけで判断する必要はありません。体調や気候、買い物のしにくさでも同じことは起こります。気にしたいのは、前に帰ったときと比べて増えているかどうかです。気がかりが消えないときは、地域包括支援センターに相談してみてください。

親のいないうちに、こっそり捨ててもいいですか?

できれば避けたい方法です。「あったはずのものがない」という混乱や、不信感につながることがあります。明らかに傷んでいるものだけを一緒に取り除き、残りは「この段だけ整理しようか」と声をかけながら進めるほうが、次につながります。

遠方で、次に帰れるのが半年先です。何かできますか?

電話で「なに食べた?」と聞くだけでも、食事の様子はつかめます。あわせて、配食サービスや、親御さんの操作がいらない見守りを組み合わせると、帰れない期間の不安がやわらぎます。実家が賃貸なら、管理会社に相談できることもあります。

まとめ

  • 冷蔵庫の中身は「片づけの問題」ではなく、暮らしのリズムが表れる場所です
  • 気にしたいのは一度の光景ではなく、前に帰ったときからの変化が続いているかどうかです
  • 片づけは「一緒に開ける→食べたいものを聞く→ひとつの棚だけ」の順に、責めずに進めましょう
今日できる一歩
次に電話するとき、「冷蔵庫どうなってる?」ではなく「最近なに食べた?」と聞いてみませんか。
同じことを知りたいのに、返ってくる言葉がずいぶん変わります。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

出典一覧

  • ※1 桜井良太ほか(東京都健康長寿医療センター研究所)による、暮らしのパターンの変化に関する研究(Geriatrics & Gerontology International, 2026)。デナリ・コネレーション主催ウェビナーでの紹介より|ウェビナーレポート記事
  • ※2 デナリ・コネレーション「【お客様の活用事例】株式会社アミックス 金子さま|導入事例インタビュー」(2026年5月)|動画を見る

親がエアコンをつけないとき|説得しないで実家の暑さに気づく方法

夏の実家でエアコンをつけずに過ごす親を気づかう場面の切り絵風イラスト
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離れて暮らす娘

「電話で『エアコンつけてる?』と聞くと、いつも『大丈夫、涼しいよ』って。でも、この暑さで本当に大丈夫なのかなと思ってしまって…」

聞くたびに「大丈夫」と返ってくる。それでも心配が消えない。そんな夏を過ごしている方は、たくさんいらっしゃいます。

かといって、電話のたびに「つけてね」と言うのも気が引けますよね。心配して言っているのに、小言のように聞こえてしまいそうで。

この記事では、説得しなくてもすむ道を考えます。親御さんがエアコンをつけない理由を知ることから、はじめてみませんか。

この記事でわかること
エアコンをつけないのは、がんこさではなく体の変化かもしれない
説得のかわりに「実家の暑さが分かる」ようにする3つの方法
帰省したときにできる、負担にならない3ステップ

「大丈夫」の一言で終わってしまうのが、いちばんもどかしい

「暑くない?」「大丈夫よ」。この二往復で会話が終わってしまう。それ以上は聞けないまま、電話を切ったあとにモヤモヤが残ります。

親御さんに悪気はありません。心配をかけたくないから「大丈夫」と言う。そしてご本人も、本当に大丈夫だと思っています。ここに、すれ違いの入り口があります。

つまり、これは意地の張り合いではないのです。暑さの感じ方が、親世代と私たちで違っている。まずはそこから見ていきます。

ワンポイント
「言っても聞いてくれない」と感じたときは、伝え方より先に、暑さの感じ方が違うことを思い出してみてください。説得の相手は親御さんではなく、体の変化のほうかもしれません。

親御さんがエアコンをつけないのには、理由があります

年齢を重ねると、暑さやのどの渇きに対する感覚が、少しずつにぶくなっていきます。体にたまった熱を逃がす力も落ちてきます※1

体の中の水分量も変わります。成人では体重の約60%なのに対し、高齢の方は約50%といわれています※1。もともと余裕が少ないところに、暑さを感じにくいことが重なるわけです。

「暑くないから、つけない」。この言葉は、がまんでも強がりでもなく、そのとおりの実感なのかもしれません。

よく聞かれる、3つの理由
暑さを感じにくい(体の変化。本人の気のせいではありません)
電気代が気になる(「子どもに迷惑をかけたくない」という気持ちの表れのことも)
冷房で体がだるくなる(過去にひえて体調をくずした経験があるとなおさら)

理由が分かると、かける言葉も変わってきます。「つけて」ではなく、「冷えるのが苦手なら、弱めの設定で風が当たらないようにしてもいいみたいだよ」。そんな言い方なら、受け取ってもらいやすくなります。

室温と湿度を数字で確かめると実家の暑さが分かることを示した切り絵風の図解イラスト

説得するより、「暑さが見える」ようにしてみる

感じ方が違うのなら、話し合いで埋めるのは大変です。そこで発想を変えて、暑さを数字にするという手があります。

「暑いでしょう」ではなく「今、31度あるみたいだよ」。数字は、責めるひびきを持ちません。親御さんも受け取りやすく、こちらも様子が分かって安心できます。

方法 分かること 続けやすさ
電話で聞く
いちばん手軽
そのときの返事だけ 毎日は聞きづらい
温湿度計を置く
見える場所に一つ
親御さん自身が気づける 見てもらえるかは分からない
住まいの設備で見守る
離れていても分かる
室温や湿度、部屋にいるかどうか 親御さんの操作は不要

どれが正解ということはありません。まずは温湿度計を一つ置いてみる。それだけでも、実家の夏はずいぶん見えやすくなります。

帰省したときに、できる3つのこと

お盆などで実家に帰る予定があるなら、その数日はいちばんの機会です。長い説得よりも、次の3つのほうが効きます。

STEP 1
エアコンがちゃんと動くか確かめる
つけない理由が「効かないから」ということもあります。冷風が出るか、フィルターがほこりで詰まっていないかを見てみてください。掃除をするだけで、涼しさが戻ることもあります。
STEP 2
リモコンの設定を、いっしょに決める
設定温度を一つに決めて、リモコンに付せんを貼っておくと迷いません。夜のタイマーで切れてしまうお宅も多いので、寝るときの使い方もその場で話しておけると安心です。
STEP 3
見える場所に、温湿度計を一つ置く
居間の目に入るところに置いておくと、「今日は暑いね」という会話の種になります。帰ったあとの電話でも、「今、何度って出てる?」と聞けるようになります。
帰省した子と親がリビングでエアコンのリモコンを見ながら話す様子の切り絵風イラスト

部屋の空気から、そっと見守るという方法

「帰省のあいだは安心。でも、帰ったあとが心配」。そう感じたときの選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかをそっと読み取ります。カメラもマイクもなく、映像も音声も記録しません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続いたときは、コールセンターが電話で確認します。

本体には温度・湿度のセンサーも入っています。部屋が暑くなりすぎていないか、エアコンが使われているかも、離れたところから数字で分かります。

夏の明るい居間でくつろぐ高齢の親の切り絵風イラスト

親御さんがすることは、とくにありません。このサービスは賃貸物件のオーナーさんや管理会社が設備として導入するタイプなので、実家が賃貸なら「こういう見守りの設備はありますか」とたずねてみる価値があります。

よくある質問

何度言っても、エアコンをつけてくれません。

回数を重ねるほど、聞き流されやすくなります。言葉を増やすより、温湿度計を置いて数字で話す形に切りかえてみてください。「暑いよ」より「30度こえてるよ」のほうが、すっと届くことがあります。

設定温度は何度がよいのでしょうか?

一律の正解はなく、住まいや体調によって変わります。冷えが苦手な方は、低い温度で短く使うより、高めの設定で長くつけておくほうが体に負担が少ないこともあります。持病がある場合は、かかりつけの先生に相談してみてください。

遠くに住んでいて、様子を見に行けません。

近所の方やご親戚に、暑い日だけ声をかけてもらう形もあります。お住まいの地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)に、夏の見守りの取り組みがないか聞いてみるのも一つです。

まとめ

  • エアコンをつけないのは、がんこさではなく、暑さを感じにくくなる体の変化が背景にあることが多い
  • 説得を重ねるより、温度を数字にして共有すると、責めずに話せるようになる
  • 帰省中はエアコンの効き・リモコンの設定・温湿度計の3つを見ておくと、帰ったあとが楽になる
今日できる一歩
次の電話で、「そっちの部屋、今なん度くらい?」と聞いてみませんか。
答えが返ってこなければ、温湿度計を一つ送るところから。それだけで、この夏の心配はずいぶん軽くなります。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

出典一覧

  • ※1 環境省・厚生労働省・経済産業省「高齢者のための熱中症対策」(2023年5月版)|発表ページ

見守りカメラとセンサーの違いは?親の暮らしに合うほうの選び方

見守りカメラとセンサーのちがいをやさしくえがいたイラスト
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離れて暮らす娘

「実家にカメラを置こうかと調べたんです。でも『見張られてるみたい』と言われそうで、結局なにも言えないままで…」

調べては閉じて、また調べる。そんな夜を過ごしている方は、けっしてめずらしくありません。

見守りの機器をしらべると、まず「カメラ」と「センサー」が出てきます。名前は聞いたことがあっても、なにがどう違うのかは分かりにくいですよね。

この記事では、ふたつのちがいを機能ではなく「親御さんの暮らしがどう変わるか」から見ていきます。読み終えるころには、どちらを選ぶかの手がかりが見えているはずです。

この記事でわかること
カメラとセンサーは「なにで気づくか」がちがう
どちらが親御さんに向いているか、3つの見わけかた
置くと決める前に、順番にたしかめたいこと

迷ってしまうのは、親御さんの気持ちを考えているからです

「安心したいだけなのに、どうしてこんなに迷うんだろう」。そう思ったことはありませんか。

迷いの正体は、たぶん機器えらびではありません。安心したい気持ちと、親御さんの暮らしをそのままにしておきたい気持ち。そのふたつが、同時にあるからです。

親御さんにとって、自宅は自分のペースで過ごせる場所です。そこに何かを置く相談は、暮らしそのものの話になります。だから言葉を選んでしまう。それは慎重さであって、決められない弱さではありません。

ワンポイント
えらぶ基準は「どちらが高性能か」ではありません。「どちらなら、親御さんがふだんどおりに暮らせるか」。この一点で考えると、迷いがすっと減ります。

カメラとセンサーは「なにで気づくか」がちがいます

ふたつのいちばんの違いは、こまかい機能ではありません。様子を知る手がかりが、映像なのか、暮らしの変化なのかというところです。

カメラは、映像そのものを見て確かめます。センサーは、映像を使わず、動きや空気の変化といった「暮らしのしるし」から読み取ります。

タイプ なにで気づくか 暮らしの中では
カメラ型
映像で確かめる
その場の映像を見て様子を確認する 見られていると感じる方もいる
動きのセンサー型
人の動き・扉・家電
動いたか、使ったかの記録から気づく ふだんどおりに過ごせる
空気のセンサー型
呼吸で変わる空気から
部屋の空気の変化から在室を読み取る 機器に触れなくてよい。操作もなし

どれが優れているという話ではありません。カメラは、様子をこの目で見たいときに力を発揮します。センサーは、暮らしを変えずに続けたいときに向いています。

カメラは映像で、センサーは暮らしの変化で気づくちがいを示したイラスト図解

どちらが向いているかは、この3つで見わけられます

えらぶときは、機能表を見くらべるより、親御さんのふだんの様子を思い出すほうが早道です。次の3つを、ひとつずつ思い浮かべてみてください。

親御さんの様子を思い出してみる
人が来ると身なりを整える方かどうか(気をつかう方はカメラを負担に感じやすい)
機械の操作をおっくうがるかどうか(充電や設定が続かないことは多い)
知りたいのは「今の様子」か、「いつもと違うとき」か

3つ目が、いちばんの分かれ道かもしれません。今この瞬間の姿を見たいならカメラが合います。いつもと違うことが起きたときにだけ知りたいなら、センサーのほうが向いています。

毎日の映像は、思っていたより見なくなるものです。見なくなったころに気づきたいことが起きる。そう考えると、続けやすさも大切な基準になります。

実家の居間で親と子がおだやかに話している写真イメージ

置くと決める前に、順番にたしかめたいこと

どちらを選ぶにしても、先に決めておくと後がらくになることがあります。順番にご案内します。

STEP 1
親御さんに、先に伝える
あとから知ると、内容よりも「黙って決められた」ことのほうが心に残ります。ご本人が話せる状態なら、置く前に伝えて、いっしょに決めるのがいちばん近道です。
STEP 2
置く場所を、いっしょに決める
カメラを選ぶなら、寝室や浴室、着替えをする場所は避けるのが基本です。「玄関と居間だけ」のように範囲をしぼると、受け入れられやすくなります。
STEP 3
気づいたあと、だれが動くかを決めておく
見落とされがちですが、ここがいちばん大事です。異変に気づいたとき、遠くにいるご家族はすぐには動けません。近くの方や、連絡してくれる窓口があるかを先に確かめておきます。

暮らしをそのままに、そっと見守るという選び方

「カメラは気が引ける。でも、機械の操作を親にお願いするのも気が重い」。そんなときの選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかを、そっと読み取ります。カメラもマイクもなく、映像も音声も記録しません。工事もWi-Fiもいりません。

親御さんがすることは、とくにありません。充電も、ボタンを押すことも、身がまえることも不要です。ふだんと違う状態が続いたときは、コールセンターが電話で確認します。

明るい窓辺で植物に水をやる高齢の親の写真イメージ

このサービスは、賃貸物件のオーナーさんや管理会社が、物件の設備として導入するタイプです。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備はありますか」と管理会社にたずねてみる価値があります。

よくある質問

やはりカメラのほうが安心なのではありませんか?

「今の様子をこの目で見たい」という場面では、カメラが力を発揮します。ただ、続けて見るのは思ったより大変です。毎日確認できそうか、親御さんが気にせず過ごせそうか。そのふたつで考えてみてください。

親に言わずに設置してもよいものでしょうか?

ご本人が話せる状態なら、先に伝えることをおすすめします。あとから分かったときの気まずさは、想像よりも長く残ります。「私が安心したいから」と、ご自分を主語にして切り出すと伝わりやすくなります。

センサーだけで、いつもと違うことに気づけますか?

映像のように「今どうしているか」は分かりません。そのかわり、在室や活動のようすが続けて分かるため、いつもと違う状態が続いたときに気づく仕組みになっています。知りたいことがどちらかで選び分けてください。

まとめ

  • カメラは映像で、センサーは暮らしの変化で気づく。優劣ではなく、向き不向きのちがい
  • 「今の様子を見たい」ならカメラ、「いつもと違うときに知りたい」ならセンサーが合いやすい
  • どちらを選んでも、先に親御さんに伝えることと、気づいたあとに動く人を決めておくことが大切
今日できる一歩
次の電話で、「最近どんな一日を過ごしてる?」と聞いてみませんか。
起きる時間、出かける日、テレビを見る時間。ふだんのリズムが分かると、カメラとセンサーのどちらが合うかも見えてきます。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

【出展レポート】賃貸住宅フェア2026|会場で実感した“見守り”への関心の高まり

2026年7月29日・30日 東京ビッグサイト「賃貸住宅フェア2026」出展レポート

賃貸住宅フェア2026のデナリ・コネレーションのブースの写真

7月29日(水)・30日(木)の2日間、東京ビッグサイトで開催された「賃貸住宅フェア2026」に、デナリ・コネレーションを運営する日伸貿易株式会社が出展しました。

ブースやセミナーに足を運んでくださった皆さま、暑いなか本当にありがとうございました。

このコラムでは、ふだんは離れて暮らす親御さんの見守りについてお届けしています。今回は少し趣向を変えて、展示会の会場の様子をレポートとしてお届けします。

この記事でわかること
賃貸住宅フェア2026と、デナリのブースの様子
セミナー「せっかく導入した見守り機器が『使えない』のはなぜか?」でお伝えしたこと
会場で実感した、“見守り”への関心の高まり

東京ビッグサイトへ、「見守りの話」をしに行ってきました

賃貸住宅フェアは、賃貸住宅のオーナーさんや管理会社の方が全国から集まるイベントです。今年は「リフォーム産業フェア2026」「テナント・土地活用展2026」との同時開催。会場は2日間、たくさんの人でにぎわっていました。

賃貸住宅フェア2026会場内のデナリ・コネレーションのブース周辺の写真

デナリのブースは、2メートル四方の小さなスペースです。それでも、パネルと実機、デモ画面と動画をぎゅっと詰め込みました。通りかかった方に「見守りの今」をお伝えする場所です。

ブースで投げかけた、2つの問い

ブースのパネルには、2つの問いを掲げました。「その見守り、確実な早期発見が本当にできていますか?」。そして「まだ高齢者入居を断っていますか?」です。

どちらも、デナリ・コネレーションがずっと向き合ってきたテーマです。この問いに足を止めてくださる方が、たくさんいらっしゃいました。実機やデモ画面をのぞきこんで、じっくり質問してくださる方も。2日間でお話しできた方は、のべ70名を超えました。

印象的だったのは、同じ「見守り」に関わる事業者の方の来訪も多かったことです。それだけこの分野に、業界全体の真剣なまなざしが注がれているのだと感じました。

セミナー「せっかく導入した見守り機器が『使えない』のはなぜか?」

2日目の7月30日には、代表の竹本がセミナーに登壇しました。テーマは「せっかく導入した見守り機器が『使えない』のはなぜか?」です。

賃貸住宅フェア2026のセミナープログラム案内パネルの写真

おかげさまで会場の席はほぼ埋まり、50名を超える方にご参加いただきました。メモを取りながら聞いてくださる方が多く、この悩みの切実さを感じる時間でした。

ほぼ満席となったデナリ・コネレーションのセミナー会場の写真

「通知が多すぎて、だんだん見なくなってしまった」「空振りの確認が続いて、現場が疲れてしまった」。見守り機器を入れたのに使えていない、という悩みは、実はとてもよくあるお話です。

セミナーでは、その原因は機器そのものよりも「機器だけで見守りを完結させようとする仕組み」にある、というお話をしました。そのうえで、“使える見守り”に必要な条件を整理しました。

セミナーでお伝えした、“使える見守り”の3つの条件
センシング|対応が必要な変化に、オンタイムで気づけること
運用|あいまいなアラートに振り回されず、対応の要否を見極められること
つながり|見守る人と見守られる人とのつながりがあること

デナリ・コネレーションは、CO₂(呼吸)センサーで人の「存在」を見守り、ふだんと違う状態が続いたときはコールセンターが架電で確認します。この3つの条件を、ひとつのサービスとして提供している点が特長です。

会場で実感した、“見守り”への関心の高まり

2日間を通して感じたのは、「高齢の入居者さんをどう受け入れるか」が、業界全体の大きなテーマになっているということです。

ブースでは、「まさにいま管理物件で困っている」という具体的なご相談を多くいただきました。会期が終わってすぐに、導入に向けたご相談も始まっています。

ワンポイント
見守りえらびは「機器えらび」ではなく「仕組みえらび」。カタログの機能表よりも、“通知のあとに誰が動いてくれるか”に注目すると、選びやすくなります。

離れて暮らす親御さんが心配なご家族へ

展示会は業界向けのイベントですが、この熱気は、親御さんを心配するご家族にとっても安心材料だと思います。住まいの側に見守りを備える動きが、確実に広がっているからです。

賃貸住宅に設備として見守りが入れば、親御さんが自分で機器を買ったり、設定をがんばったりする必要はありません。「親の住まいの大家さんや管理会社に、見守りについて聞いてみる」。そんな選択肢があることを、覚えておいていただけたらうれしいです。

開催概要

  • 名称: 賃貸住宅フェア2026(リフォーム産業フェア2026・テナント・土地活用展2026と同時開催)
  • 会期: 2026年7月29日(水)・30日(木)
  • 会場: 東京ビッグサイト 西1・2ホール
  • 出展: 日伸貿易株式会社(デナリ・コネレーション)
  • セミナー: 「せっかく導入した見守り機器が『使えない』のはなぜか?」(7月30日/登壇: 日伸貿易株式会社 代表取締役 竹本 光伸)

まとめ

  • 賃貸住宅フェア2026に出展し、のべ70名を超える方と直接お話しできました
  • セミナーはほぼ満席。“使える見守り”の3つの条件をお伝えしました
  • 高齢の入居者さんの見守りへの関心は、業界全体で高まっています
今日できる一歩
まずは資料を、気軽にながめてみませんか。
展示会でお伝えした内容は、資料でもご覧いただけます。ご家族の方も、オーナーさま・管理会社さまも、お気軽にどうぞ。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

親の見守りの費用は誰が払う?負担を減らす選び方と、話の切り出し方

親の見守りの費用について家族で話し合う様子をえがいたあたたかいイラスト
離れて暮らす娘のイラストアイコン

離れて暮らす娘

「見守りを付けたほうがいいのは、わかっているんです。でも月々のお金を誰が出すのか…。親に切り出すのも、なんだか気が引けてしまって」

その気まずさ、よくわかります。見守りそのものより、お金の話のほうが切り出しにくい。そう感じている方は、けっしてめずらしくありません。

この記事では、見守りの費用を「いくらか」ではなく「どんなかたちで、だれが負担するのか」から整理します。読み終えるころには、親御さんに話を切り出す順番まで見えているはずです。

この記事でわかること
見守りの費用が「誰の財布から出るのか」、4つのかたち
自治体の窓口にある、負担の小さい選択肢
親御さんにお金の話を切り出す、角が立たない3ステップ

「お金の話」が切り出しにくいのは、あなただけではありません

見守りを調べはじめて、最初につまずくのが費用のことですよね。月々いくらかかるのかも気になりますが、それ以上に重いのが「誰が払うのか」ではないでしょうか。

親御さんのお金から出すとなると、「勝手に決められた」と思われないか気になります。自分が出すとなると、兄弟姉妹との温度差が頭をよぎります。どちらにしても、口に出すには少し勇気がいります。

でも、迷っているのはお金が惜しいからではないですよね。親御さんの気持ちを大切にしたいからこそ、言葉を選んでいる。まずはそこを、ご自分でみとめてあげてください。

ワンポイント
お金の話は、じつは「これからの暮らしをどうするか」の話です。金額から入らず、心配していることから話しはじめると、ぐっと伝わりやすくなります。
見守りの費用が誰の負担になるかを4つのかたちで示したイラスト図解

見守りの費用は「かたち」で見ると分かりやすい

見守りの費用は、サービスによって幅があります。金額をひとつずつ比べる前に、「どんなかたちのお金なのか」で分けてみると、ぐっと選びやすくなります。

タイプ 費用のかたち 向いているのは
電話・訪問型
人が関わる
月々の利用料。回数が増えるほど上がる 人と話すのが好きな親御さん
家電・アプリ型
手持ちの機器で
少額の月額。無料のものもある スマホや家電に抵抗のない方
自治体の制度型
緊急通報システム
自己負担が小さい。無料の地域も 対象の条件に当てはまる方
住まいの設備型
物件に備わっている
ご家族が個別に契約しないかたち 賃貸にお住まいの親御さん

同じ「見守り」でも、お金の出どころはまったく違います。ご家族が毎月払うもの、自治体の制度を使うもの、住まいにもともと備わっているもの。どれが親御さんの暮らしに合うかで考えると、比べる軸が定まります。

自治体の窓口に、負担の小さい選択肢があることも

見守りは、民間のサービスだけではありません。多くの市区町村が、ひとり暮らしの高齢者に向けた「緊急通報システム」という制度を持っています。

負担のしかたは地域でちがいます。たとえば大阪市では、前年の所得税が課税されている世帯で月額940円、非課税の世帯は無料とされています※1。新宿区のように、設置のときに2,700〜3,100円を払えば、その後の月額負担がないところもあります※2

年齢や健康の状態などの条件はありますが、まず調べてみる価値は十分にあります。窓口は、親御さんがお住まいの市区町村の高齢福祉の担当課か、地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)です。

まず聞いてみたい3つの窓口
実家のある市区町村の高齢福祉の担当課(緊急通報システムはありますか)
地域包括支援センター(親の状況に合う見守りはありますか)
実家が賃貸なら、大家さん・管理会社(見守りの設備はありますか)
自宅の食卓で書類を見ながら家族で話し合う子世代の写真イメージ

親にお金の話を切り出す、3つのステップ

選択肢が見えてきたら、いよいよ親御さんとの会話です。順番を少し変えるだけで、受け取られ方はずいぶん変わります。

STEP 1
心配していることを、正直に伝える
「見守りを付けよう」から入ると、身がまえられてしまいます。「この前、電話がつながらなくて心細かった」など、ご自分が感じたことから話しはじめてみてください。
STEP 2
主語を「私」にする
「お母さんのため」と言われると、年寄り扱いされたと感じる方もいます。「私が安心したいから」と主語を変えるだけで、同じ提案でも受け取り方がやわらぎます。
STEP 3
お金は「選択肢」として並べる
金額をひとつに決めてから相談すると、押しつけに聞こえがちです。自治体の制度・民間のサービス・住まいの設備、と並べて一緒に選ぶ形にすると、角が立ちません。

ご家族が費用で悩まずにすむ見守りもあります

親御さんが賃貸にお住まいなら、見守りが住まいの設備として備わっているケースもあります。その選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかを、そっと読み取ります。カメラもマイクもなく、映像も音声も記録しません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続くと、コールセンターが電話で確認します。

夕暮れの居間でおだやかに過ごす高齢の親の写真イメージ

このサービスは、賃貸物件のオーナーさんや管理会社が、物件の設備として導入するタイプです。ご家族が個別に契約して毎月支払う機器ではないため、「誰が費用を持つか」で悩まずにすみます。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備はありますか」と管理会社にたずねてみる価値があります。

よくある質問

見守りの費用は、親と子のどちらが払うのが普通ですか?

決まりはありません。親御さんの年金から出すご家庭も、子世代が出すご家庭もあります。大切なのは金額よりも、決め方を一緒に話せているかどうかです。先に自治体の制度を調べておくと、負担の話がしやすくなります。

介護保険で見守りサービスは使えますか?

見守りサービスは介護保険の対象外となるものが多く、費用は自己負担になるのが一般的です。ただし市区町村ごとの高齢者向けの制度が使える場合があります。地域包括支援センターで、親御さんの状況に合う制度を確認してみてください。

兄弟姉妹とお金の分担でもめそうです

先に金額を決めようとすると、話がこじれやすくなります。まずは「何が心配か」を共有するのが近道です。心配の中身がそろうと、費用の分担も決めやすくなります。難しければ、地域包括支援センターに一緒に相談するのもよい方法です。

まとめ

  • 見守りの費用は、金額より「どんなかたちのお金か」で見ると選びやすい
  • 自治体の緊急通報システムなど、負担の小さい選択肢がある。まず窓口に相談を
  • 親御さんに切り出すときは、心配していることから。主語は「私」にする
今日できる一歩
実家のある市区町村の名前と「緊急通報システム」で、検索してみませんか。
1分ほどで、使える制度があるかどうかが見えてきます。負担の目安がわかると、親御さんとの話もぐっと切り出しやすくなります。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

出典一覧

  • ※1 大阪市「緊急通報システム事業」|発表ページ
  • ※2 新宿区「高齢者緊急通報システム」(2026年4月更新)|発表ページ

一人暮らしの親の見守り、何を選ぶ?暮らしを変えないさりげない方法

一人暮らしの親をそっと見守る家族をえがいたあたたかいイラスト
離れて暮らす娘のイラストアイコン

離れて暮らす娘

「元気そうではあるけれど、離れているとやっぱり心配。かといって、カメラで見張るみたいなのも、なんだか気が引けてしまって…」

その「見張るのは気が引ける」という気持ち、とても自然なものですよね。心配だからこそ、親御さんの暮らしはそのままにしてあげたい。そう思えるのは、やさしさの証拠だと思います。

この記事では、親御さんに負担をかけずに見守る方法を、種類ごとにやさしく整理します。読み終えるころには、「うちの親ならこれかな」と、選ぶ手がかりが見つかっているはずです。

この記事でわかること
「見守り」と「監視」はちがう、というほっとする考え方
暮らしを変えずにできる見守りの4タイプと、親御さんとの相性
迷ったときの、選び方の3つのものさし

心配なのに、なかなか動けないですよね

一人暮らしの親御さんのことは、頭のすみでいつも気になっているものです。でも、いざ「何かしよう」と思うと、手が止まってしまう。「大げさかな」「本人にいやがられたら」と、ためらってしまいますよね。

65歳以上で一人暮らしをする方は、めずらしくありません。令和2年の時点で、男性のおよそ7人に1人、女性のおよそ5人に1人が一人暮らしで、その割合は年々ふえています※1。同じように親を気づかう子世代も、それだけたくさんいるということです。

一人暮らしの親をそっと見守る4つの方法をえがいたイラスト図解

動けないのは、あなたのせいではありません。「どう見守れば、親の暮らしをこわさずにすむのか」——その地図がないだけなのですよね。まずは、いちばんの引っかかりからほどいていきましょう。

見守りは「監視」ではありません

見守りと聞くと、「一日中カメラで見られている」ような、少し重たいイメージを持つ方もいます。でも、本当に必要なのは、四六時中ながめることではないですよね。

大切なのは、ふだんどおりに暮らしていることが、そっとわかること。いつもと変わりないと知れれば、それだけで安心できます。「見張る」のではなく「気づける状態にしておく」。そう考えると、ぐっと肩の力が抜けます。

ワンポイント
見守りのゴールは「ずっと見ること」ではなく、「いつもと違うときに気づけること」。この一点をおさえるだけで、親御さんの自由をうばわない方法が選びやすくなります。

暮らしを変えずにできる見守りは、大きく4つ

見守りの方法はいろいろありますが、親御さんの負担と、受け入れやすさで整理すると分かりやすくなります。大きく4つのタイプにまとめました。

タイプ 親御さんの暮らしへの影響 こんな親御さんに向く
電話・声かけ型
声でつながる
会話は楽しい反面、続ける手間がかかる 話すのが好きで、電話に出られる方
訪問・宅配型
人が届けに来る
対面で安心。人を迎える気づかいは要る 人と会うのが苦にならない方
緊急ボタン型
いざを知らせる
本人がボタンを押す必要がある 自分から助けを求められる方
センサー型
挿すだけ・置くだけ
いつも通りでよい。ほぼ意識しなくてすむ 見張られたくない・暮らしを変えたくない方

どれか1つに決めなくても大丈夫です。週末は電話で声を聞き、ふだんは手間のいらないセンサーにおまかせする、といった組み合わせもできます。

迷ったら、選び方の「3つのものさし」で

タイプを見ても迷うときは、次の3つで測ってみてください。親御さんの性格と暮らしに、すっと合うものが見えてきます。

選ぶときの3つのものさし
親御さんの手間はどれくらいか(無理なく続くか)
「見られている」と感じさせないか
いざというとき、だれかにつながるか

とくに「手間なく続くか」は大事です。はりきって始めても、親御さんの負担が大きいと長続きしません。ずっと無理なく続けられることが、いちばんの安心につながります。

夕方の台所で電話をしながら親を気づかう子世代の写真イメージ

暮らしを変えたくない親御さんに——空気で見守るという選び方

「機械はよくわからない」「見られるのはいや」。そんな親御さんには、本人がなにもしなくていい見守りが向いています。その選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかを、そっと読み取ります。映像も音声も、そもそも撮りません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続くと、コールセンターが電話で確認します。

穏やかな昼下がりに自宅でくつろぐ高齢の親の写真イメージ

カメラがないぶん、親御さんのプライバシーはそのまま。「見張られている」と感じさせずに、離れたあなたは日々の様子を知れます。親御さんは、いつもの暮らしを1ミリも変えなくていい。それが、この見守りのいちばんやさしいところです。

このサービスは、賃貸物件のオーナーさん・管理会社が、物件の設備として導入するタイプです。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備はありますか?」と管理会社にたずねてみる価値があります。

よくある質問

親に「見守りなんていらない」と言われてしまいます

「お母さんのため」ではなく「私が安心したいから」と、主語を自分にして伝えるのがコツです。子を安心させるためなら、と親御さんも受け入れやすくなります。あせらず、少しずつで大丈夫です。

カメラはやっぱり抵抗があります。使わない方法はありますか?

あります。空気の変化や生活のリズムで様子を知るセンサー型なら、映像を撮らずに見守れます。「見られている感じ」が苦手な親御さんでも、いつもどおり過ごせるのが持ち味です。

実家が賃貸でも、見守りは付けられますか?

設備として物件に導入されている見守りもあります。まずは大家さんや管理会社に「見守りの設備はありますか」と聞いてみましょう。個人で申し込める民間サービスと合わせて検討すると、選択肢が広がります。

まとめ

  • 見守りのゴールは「ずっと見ること」ではなく「いつもと違うときに気づけること」
  • 方法は電話・訪問・緊急ボタン・センサーの4タイプ。負担と受け入れやすさで選ぶ
  • 迷ったら「手間・見られている感・いざのつながり」の3つで測る。今日はここから
今日できる一歩
親御さんの1日を、頭のなかで思いうかべてみませんか。
起きて、食べて、休んで——その流れのどこなら、無理なく見守れそうか。それが、あなたに合う方法を選ぶ最初のヒントになります。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

出典一覧

  • ※1 内閣府「令和7年版高齢社会白書(全体版)」(2025年6月公表)|発表ページ

離れて暮らす親が心配…会いに行けない罪悪感が軽くなる考え方

離れて暮らす親を想う子世代をえがいたあたたかいイラスト
離れて暮らす娘のイラストアイコン

離れて暮らす娘

「本当はもっと会いに行きたいのに、仕事や子育てで手いっぱい。心配なのに動けない自分が、少し情けなくて…」

その後ろめたさを感じているのは、あなたが親御さんを大切に思っている証拠です。心配する気持ちがあるからこそ、会いに行けないことがつらいのですよね。

この記事では、その罪悪感とのつきあい方と、離れていてもできる見守りの選び方を、ゆっくりご紹介します。読み終えるころには、肩の力が少し抜けているはずです。

この記事でわかること
「会いに行けない罪悪感」の正体と、少し軽くするための考え方
離れていてもできる見守りの4タイプと、家族との相性
今日から始められる、小さな3つのこと

「もっと会いに行きたいのに、行けない」——あなただけではありません

仕事、子育て、自分の暮らし。日々やることに追われるなかで、実家までの距離はどうしても遠く感じます。「行かなきゃ」と思いながら、気づけば数か月。そんな方は、めずらしくありません。

大切なのは、会う回数の多さで親孝行を測らないことです。ひんぱんに会えなくても、親御さんを気にかけている人はたくさんいます。距離があること自体を、責める必要はないのですよね。

離れた2つの家と、それをつなぐ想いをえがいたイラスト図解

それでも心がざわつくのは、「何かあったとき、すぐそばにいてあげられないかもしれない」という不安があるからではないでしょうか。次の章で、その気持ちを少しほどいていきます。

罪悪感の裏にあるのは、「無事でいてほしい」という願い

「会いに行けなくて申し訳ない」という気持ちを、よくよくたどっていくと、その奥にあるのは「元気でいてほしい」「困っていたら気づいてあげたい」という願いです。

だとしたら、必要なのは「たくさん会うこと」そのものではなく、「ちゃんと見守れている」という安心かもしれません。ここが変わると、気持ちはずいぶん楽になります。

ワンポイント
「毎日会いに行けない自分」を責めるのをやめて、「離れていても様子がわかる仕組み」を1つ持つ。それだけで、後ろめたさは”できることをしている安心”に変わっていきます。

離れていてもできる見守りには、4つのタイプがあります

見守りといっても、方法はいろいろです。自分の負担と、親御さんの受け入れやすさで選べるよう、大きく4つのタイプにまとめました。

タイプ どんな見守りか 離れた家族との相性
電話・ビデオ型
声と顔でつながる
定期的に話し、声の調子や様子を確かめる つながりは深い。ただ続けるには双方の時間が要る
訪問・宅配型
人が届けに来る
配食や訪問のときに、対面でさりげなく安否を確認 手助けも頼める。人を迎える気疲れは人による
緊急ボタン型
いざを知らせる
本人がボタンを押したときに通報が届く 安心の備えになる。自分で押せる状態でないと働かない
センサー型
置くだけ・挿すだけ
部屋にいるか・動いているかを、そっと見守る 親の手間がほぼゼロ。毎日の連絡を負担に感じる家族に向く

どれか1つに決めなくても大丈夫です。電話で声を聞きながら、負担の軽いセンサーを重ねる、といった組み合わせもできます。

今日から始められる、小さな3つのこと

いきなり大きなことをしなくて大丈夫です。まずは、この3つから始めてみてください。

STEP 1
連絡を「がんばり」から「習慣」に変える
毎日電話しようとすると続きません。「日曜の夜だけ」と決めてしまうほうが、気楽に続きます。決まった時間があると、親御さんも待つ楽しみができます。
STEP 2
近くの「相談できる場所」を1つ知っておく
親御さんが住む地域の地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)を調べておきましょう。何かあったとき、遠くにいるあなたの代わりに動いてくれる、心強い味方になります。
STEP 3
負担の軽い見守りを1つだけ足す
連絡だけに頼ると、返信がないときに不安がふくらみます。親の手間がいらない見守りを1つ重ねておくと、「連絡がなくても様子はわかる」という安心が生まれます。
夕方の窓辺でくつろぎながら離れた親を想う子世代の写真イメージ

そっと見守りたい親御さんに——空気で見守るという選び方

「見守り」と聞くと、カメラを思いうかべる方が多いかもしれません。でも「見られている感じがして嫌」と、親御さんが気にすることもありますよね。そんなときに合う選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかを読み取ります。映像も音声も、そもそも撮りません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続くと、コールセンターが電話で確認します。

穏やかな昼下がりに自宅でくつろぐ高齢の親の写真イメージ

カメラがないぶん、親御さんのプライバシーを守れます。「監視されている」と感じさせずに、離れたあなたは日々の様子を知れる。会いに行けない日も、「今日も無事に過ごしている」とわかることが、そのまま安心になります。

このサービスは、賃貸物件のオーナーさん・管理会社が物件の設備として導入するタイプです。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備はありますか?」と管理会社に聞いてみる価値があります。

よくある質問

会いに行く回数が少ないのは、やはり親不孝でしょうか?

回数の多い少ないで決まるものではありません。気にかけて、できる形でつながろうとしていること自体が、もう十分に大切な関わりです。距離があるぶんは、仕組みでおぎなえば大丈夫です。

親に「心配しすぎ」と言われてしまいます

「お母さんのため」ではなく「私が安心したいから」と、主語を自分にして伝えるのがコツです。親御さんも、子を安心させるためなら、と受け入れやすくなります。

遠方に住んでいて、いざというとき駆けつけられません

遠くても大丈夫です。地域包括支援センターやご近所、見守りの仕組みを事前につないでおけば、あなたの代わりに気づいて動いてくれる人・仕組みができます。ひとりで抱えなくて構いません。

まとめ

  • 会う回数で親孝行は測れない。距離があること自体を責めなくていい
  • 罪悪感の裏にあるのは「無事でいてほしい」という願い。必要なのは”見守れている安心”
  • 連絡は習慣に、相談窓口を1つ知り、手間の軽い見守りを1つ足す。今日はここから
今日できる一歩
まずは今夜、5分だけ電話をかけてみませんか。
用件がなくても大丈夫。「声が聞けてよかった」——それが見守りの、いちばんはじめの一歩です。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

帰省で「親が老けたかも」と感じたら|実家でさりげなくできる見守りチェック

夏の帰省で実家を訪れた家族をえがいたあたたかいイラスト
離れて暮らす娘のイラストアイコン

離れて暮らす娘

「久しぶりに実家に帰ったら、親の背中が小さく見えた。気のせいかな…」

その「あれ?」という感覚、大切にしてください。毎日いっしょにいる人には見えない変化が、久しぶりに会うあなたにだけ見えることがあります。

気づいたからといって、あわてる必要はありません。この記事では、帰省のあいだにさりげなくできることを、順番にご紹介します。

この記事でわかること
親の老いのサインは「家」と「暮らし」に出る。さりげなく見ておく10のチェックポイント
気になったとき、帰省中にやっておきたいのは3つだけ
家に戻ったあと、離れていてもできる見守りの選択肢

帰省は、1年でいちばん親の変化に気づける機会です

電話の声は、いつもどおり元気。でも実際に会うと、冷蔵庫の中や部屋のようすに「ん?」と思うことがある。そんな経験はないでしょうか。

65歳以上のひとり暮らしは、2020年の738万世帯から、2050年には1,084万世帯まで増える見通しです※1。親が元気なうちから少しずつ備えるのは、いまや特別なことではありません。

実家の食卓を囲んでなごやかに話す親子の写真イメージ

とはいえ、帰省の時間は限られていますよね。チェックリストを見ながら、肩の力を抜いて「いつもの実家」を眺めてみてください。

実家でさりげなく見ておきたい、10のチェックポイント

ポイントは、親を観察することではなく、家と暮らしの変化を見ることです。

家のようす
郵便物や書類が、開けられずにたまっていないか
冷蔵庫に、賞味期限切れや同じ食品の買いだめがないか
以前はきれいだった場所(玄関・水まわり)が散らかっていないか
電球が切れたまま、時計が止まったままになっていないか
体のようす
歩くのが遅くなった、段差でつまずきやすくなっていないか
食が細くなった、痩せたように見えないか
テレビの音量が、以前よりずいぶん大きくなっていないか
暮らしのようす
同じ話を短い時間にくり返すことが増えていないか
薬の飲み忘れ・飲みすぎがないか(お薬カレンダーの残りを見る)
近所づきあいや趣味の集まりに、行かなくなっていないか

そして夏の帰省では、もうひとつだけ見てほしいものがあります。エアコンです。

夏はとくに
年齢を重ねると、暑さやのどの渇きは少しずつ感じにくくなります。「暑くないから」「もったいないから」とエアコンをつけない、寝るときはタイマーで切ってしまう——。実は熱中症は屋外より家の中で起きることが多く、夜間や明け方も油断できません。実家の設定温度夜のタイマーの使い方。この2つも、それとなく見ておいてあげてください。
実家の中の気づきポイントをえがいたイラスト図解
ワンポイント
全部を確かめる必要はありません。「前と違うな」が2つ以上あったら、次の章の3つを帰省中にやっておくと安心です。

気になったら、帰省中にこの3つだけ

帰省の残り時間でできることは限られています。欲張らず、この3つだけで大丈夫です。

STEP 1
「最近どう?」をゆっくり聞く
「ちゃんとしてる?」と確かめる聞き方は、親の口を閉じさせてしまいます。「夜は眠れてる?」「ご近所の〇〇さん、お元気?」のように、世間話の続きで聞いてみてください。
STEP 2
連絡先を1枚にまとめる
かかりつけ医、よく行く薬局、親しいご近所の方、地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)。この4つをスマホにメモしておくだけで、いざというときの動きがまったく変わります。
STEP 3
次に話す日を決めてから帰る
「また連絡するね」ではなく「日曜の夜に電話するね」。日付を決めるだけで、見守りは仕組みになります。

離れてからの見守りは、親の負担が軽いものから

とはいえ、毎日の電話を続けるのは、あなたにも親にも意外と負担です。続けるコツは、がんばりを仕組みに置き換えること。見守りサービスは大きく4つのタイプがあります。

タイプ わかること 親の負担
電話・宅配型
人の声と顔
声の調子、受け答えのようす 会話に出る必要がある。人によっては楽しみにも
訪問型
定期的に人が来る
暮らしの全体像。片付けや買い物の手助けも頼める 人を家に迎える気疲れがある
緊急ボタン型
いざというときの通報
本人がボタンを押したときの緊急事態 自分で押せる状態でないと働かない
センサー型
置くだけ・挿すだけ
部屋にいるか・動いているか、室温や湿度の変化 ほぼゼロ。操作も覚えることもない
ワンポイント
迷ったら「親に操作がいらないか」で選ぶと失敗しにくいです。ボタンも電話も、使えない状態のときこそが本当の緊急時だからです。

カメラに抵抗がある親には、「空気で見守る」方法もあります

センサー型のなかでも、カメラやマイクを使うものは「見られている感じがして嫌」と断られがちです。そんな親御さんに合う選択肢のひとつが、デナリ・コネレーションです。

専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかを読み取ります。映像も音声も、そもそも撮りません。工事もWi-Fiもいりません。ふだんと違う状態が続くと、コールセンターが電話で確認します。

さらに本体には温度・湿度のセンサーも内蔵。部屋が暑くなりすぎていないか、エアコンがきちんと使われているかも、離れたところから確認できます。前の章でふれた、夏の熱中症が心配な時期の見守りにも役立つ仕組みです。

コンセントに挿して使うCO2見守りセンサーの写真イメージ

このサービスは、賃貸物件のオーナーさん・管理会社が物件の設備として導入するタイプです。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備はありますか?」と管理会社に聞いてみる価値があります。

よくある質問

「見守り」という言葉を親に出しにくいのですが

無理に出さなくて大丈夫です。「私が安心したいから」と、主語を自分にして話すのがコツです。「お母さんのため」と言われるより、ずっと受け入れやすくなります。

チェックポイントは、いくつ当てはまったら心配すべきですか?

数より「前との差」が大事です。2つ以上「前と違う」と感じたら、かかりつけ医や地域包括支援センターに一度話しておくと、その後の相談がスムーズになります。

実家が賃貸です。勝手に機器を置いていいのでしょうか?

コンセントに挿すだけのタイプなら工事がないため、基本的に心配いりません。壁に取り付けるタイプは管理会社に確認を。見守り設備を物件として備えている賃貸もあるので、まず相談してみてください。

まとめ

  • 帰省は1年でいちばん親の変化に気づける機会。見るのは親本人より「家と暮らし」
  • 気になったら、帰省中にやるのは3つだけ。話を聞く・連絡先をまとめる・次に話す日を決める
  • 離れてからは仕組みに頼っていい。「親に操作がいらないか」で選ぶと続けやすい
今日できる一歩
まずは今夜、5分だけ電話をかけてみませんか。
話すのは天気のことだけでも、十分な見守りの始まりです。
賃貸物件のオーナー様・管理会社様へ|入居者様の見守りを物件の設備として導入いただけます。資料のご請求はこちら

出典一覧

  • ※1 国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)(令和6年推計)」(2024年)|発表ページ

認知症は”例外”ではない──584万人時代に、賃貸現場ができること

認知症を前提に考える賃貸経営と、暮らしの変化に気づく見守りのイメージ

「高齢の方をお迎えするのは構いません。でも、もし認知症になられたら、うちでは対応できませんから」──賃貸オーナーや管理会社の集まりで、こんな声を耳にすることがあります。

孤独死や家賃の滞納と違って、この不安は表立って語られることが多くありません。それでも入居審査の場面では、静かに、しかし確実に判断を左右しています。「何が起きるのか分からない」という漠然とした不安ほど、断る理由として強く働くものはないからです。

実はここ数年のあいだに、認知症をめぐる国の考え方と法律の仕組みが大きく動きました。本記事では、数字と制度の変化を確かめたうえで、賃貸経営の現場が実際に何をすればよいのかを整理していきます。

「認知症になったら」は、もう特別な想定ではありません

まず、数を確かめておきましょう。

厚生労働省の研究班が2024年5月に公表した調査があります。2022年時点で、65歳以上の認知症の有病率は12.3%、軽度認知障害(MCI)は15.5%でした※1。合わせると27.8%。65歳以上のおよそ4人に1人以上が、認知症またはその手前の状態にあるという計算になります。将来推計では、2040年に認知症の人が約584万人、MCIの人が約613万人と見込まれています※1

ここで身構える必要はありません、と申し添えておきます。同じ研究では、有病率そのものはむしろ下がっているという結果も示されました。2012年の前回調査で15.0%だった認知症の有病率が、12.3%へと低下しているのです※1。喫煙率の低下や生活習慣病の管理が進んだことが背景にあると考えられています。人数が増えていくのは、高齢者そのものが増えるからです。

つまり認知症は、「めったに起きない不運」ではありません。高齢の入居者を迎える以上、十分あり得る前提として数えておくべきものです。逆に言えば、前提として扱えるものには、備えようがあります。

65歳以上における認知症と軽度認知障害の割合、および将来推計を示した図解イメージ

国の方針は「隔てる」から「共に暮らす」へ

認知症をめぐる国の姿勢も、この数年で大きく変わりました。

2024年1月に認知症基本法が施行され、同年12月3日には認知症施策推進基本計画が閣議決定されています※2。この計画の柱に据えられたのが、「新しい認知症観」という考え方です。

中身は大きく2つ。ひとつは、誰もが認知症になり得ることを前提に、一人ひとりが自分ごととして理解すること。もうひとつは、認知症になってからも、できることややりたいことを持ち、住み慣れた地域で仲間とともに、希望を持って自分らしく暮らせるようにすることです※2。かつての施策が「支える側」と「支えられる側」を分ける発想に立っていたとすれば、いまの計画は、その線引き自体を引き直そうとしています。

賃貸経営の立場で読み替えると、意味ははっきりします。「住み慣れた地域で暮らし続ける」というとき、その暮らしの器になるのは、多くの場合、施設ではなく普通の住まいです。持ち家の人もいれば、賃貸住宅に住み続ける人もいる。賃貸住宅は、この方針を実際に成り立たせる舞台のひとつに数えられているわけです。

とはいえ、オーナーや管理会社に介護の担い手になれ、という話ではありません。求められているのは、専門職の役割を肩代わりすることではなく、住まいを貸す立場からできる範囲のことをする、という一点だけ。その範囲がどこまでなのかは、このあと具体的に見ていきます。

25年ぶりに変わる成年後見制度が、実務にもたらすもの

制度の面でも、賃貸実務に効く大きな変更がありました。

2026年6月17日、民法等の一部を改正する法律が成立し、同月24日に公布されました(令和8年法律第45号)※3。成年後見制度の見直しとしては、2000年の制度創設以来、およそ25年ぶりの大改正です。

改正の中心は、これまでの「後見」「保佐」「補助」という3つの類型のうち、後見と保佐を廃止して「補助」の制度に一元化する点にあります。本人にとって必要な範囲で利用できるようにする、というのが狙いです※3。現行制度が使いにくいと言われてきた理由のひとつは、いったん始めると本人の状態にかかわらず続いてしまう点にありました。権限も広く設定されがちでした。必要な範囲と期間に絞って使える形へ寄せることで、「大げさすぎるから使わない」という選択が減ると期待されています。

賃貸の現場に引きつけて考えてみます。契約の更新、家賃の支払い、退去の判断といった場面で、入居者本人の意思確認に不安が生じたとき、これまでは親族を探すか、重い制度に踏み切るかの二択に見えていました。そこに、現実的な受け皿が加わることになります。

ただし施行はまだ先で、公布から2年6か月を超えない範囲で政令が定める日とされています※3。2028年ごろが目安と見ておいてください。いまは、来るべき変化を知っておく段階です。

そしてもうひとつ、押さえておきたい性質があります。制度は、困りごとが表に出てからでないと動き出せません。誰かが「様子がおかしい」と気づいて初めて、相談も手続きも始まる。ここが、次の話につながります。

木造住宅の縁側で穏やかに新聞を読む高齢男性の写真イメージ

現場が最初に気づくのは、診断名ではなく”暮らしの変化”

日々入居者と向き合う現場では、変化はとても地味な形で現れます。

毎月きちんと振り込まれていた家賃が、数日ずれるようになる。同じ問い合わせの電話が、短いあいだに何度もかかってくる。ゴミ出しの曜日が合わなくなる。鍵をなくしたという連絡が続く。郵便受けにチラシが溜まったままになっている。どれも単体で見れば、うっかりで済む出来事ですし、実際その多くはうっかりでしょう。それでも、いくつかが重なって続いたときには、暮らしのどこかに変化が起きているサインかもしれません。

そして、そのサインに最初に触れるのは、医師でも遠方の家族でもなく、日常的に接している管理会社やオーナーであることが少なくないのです。

ここで大事なのは、こちらが診断をしないことです。「認知症ではないか」と決めつける必要はありませんし、その立場にもありません。現場の役割は、「いつもと違うことが続いている」という事実を言葉にして、適切な窓口へ渡すところまで。そこから先は専門職の仕事です。

その窓口が、市町村が設置している地域包括支援センターです※4。保健師や社会福祉士、主任ケアマネジャーなどが配置され、高齢者に関する相談を無料で受け付けています。「入居者の様子が最近少し気になる」という段階の相談で構いません。むしろ、その段階のほうが打てる手は多く残っています。家族の連絡先が分からない、本人に切り出しづらい──そうした事情も含めて、まず一度相談してみてください。オーナーが一人で抱え込まなければならない場面は、思っているよりずっと少ないはずです。

「監視」ではなく、暮らしのリズムを知るということ

とはいえ、変化に気づくには、そもそも接点が要ります。

一人暮らしの高齢入居者と管理会社が顔を合わせるのは、年に数回あるかどうか。家賃が口座振替であれば、何年も会わないまま過ぎることさえあります。「気づいてつなぐ」と言葉にするのは簡単ですが、気づくきっかけが日常のどこにもない、というのが現場の正直なところではないでしょうか。

そこで手がかりになるのが、部屋の空気から暮らしの様子を捉える見守りです。日伸貿易株式会社の「デナリ・コネレーション」は、人の呼吸で増えるCO2(二酸化炭素)の変化から、入居者の在室・不在や安否をゆるやかに把握します。カメラも音声も使わず、映像も音も記録しません。工事もWi-Fiも不要で、コンセントに挿すだけで使い始められます。

見えるのは、暮らしのリズムだけです。いつも在宅している時間帯に反応がない。ここ数日の外出の様子が、どうもいつもと違う。そうした引っかかりが、「そういえば先月の家賃も遅れていた」と現場の記憶をつなぎ合わせるきっかけになります。念のため申し添えると、これは認知症を判定する装置ではありません。空気の変化から分かるのは、あくまで生活のリズムです。それでも、年に数回の接点しかなかった関係に日々の手がかりが加わる意味は、決して小さくないでしょう。

そして何より、反応がないときに「お変わりありませんか」と一声かける、そのやりとり自体が、入居者にとっては気にかけてもらえているという実感になります。監視ではなく、つながりとしての見守り。認知症という言葉を持ち出さなくても、日常のやりとりの中で自然に様子を知ることができるのです。

コンセントに設置されたCO2見守りセンサーと、部屋で穏やかに過ごす高齢女性の写真イメージ

「対応できない」から「気づける」へ

全国の賃貸住宅管理会社632社に、単身高齢者の入居で課題だと感じることを尋ねた調査があります。最も多かったのは「孤独死」で84.0%、続いて「事故物件化」が38.4%、退去時の「残置物処理」が37.0%でした※5

並べてみると、いずれも「起きたこと」への心配であると同時に、「気づけないまま時間が過ぎること」への心配でもあると分かります。孤独死が重い問題になるのも、事故物件化や残置物の処理が難しくなるのも、多くは発見の遅れが引き金になるからです。

認知症についても、構図はよく似ています。恐れられているのは認知症そのものというより、部屋の中で何が起きているか分からないまま事態が進んでいくことでしょう。であれば、打つべき手は「断る」ではなく、「気づける状態をつくる」ほうにあります。

気づける体制があれば、受け入れられる入居者の層は広がります。これまで書類の段階で見送っていた申し込みに、「この物件なら大丈夫」と答えられるようになる。募集をかけられる相手が増えるということは、そのまま空室を埋める力になります。断って間口を狭める経営と、備えて間口を広げる経営。5年後にどちらが強いかは、考えるまでもないのではないでしょうか。

認知症は、避けられるかどうかの問題から、来ることを前提にどう構えるかの問題へと変わりました。国の方針も、法律の仕組みも、その方向に動いています。「対応できないから断る」ではなく、「気づけるから受け入れられる」へ。あなたの物件は、どちらの構えで次の入居者を迎えますか。

出典一覧

  • ※1 厚生労働省 研究班(九州大学 二宮利治教授)「認知症及び軽度認知障害の有病率調査並びに将来推計に関する研究」(2024年5月8日 第2回認知症施策推進関係者会議で公表)|発表ページ
  • ※2 内閣官房 認知症施策推進本部「認知症施策推進基本計画」(2024年12月3日閣議決定)|発表ページ
  • ※3 法務省「民法等の一部を改正する法律」(成年後見及び遺言の制度の見直し)(令和8年法律第45号・2026年6月17日成立/6月24日公布)|発表ページ
  • ※4 厚生労働省「地域包括ケアシステム」(地域包括支援センターの概要)|発表ページ
  • ※5 アットホーム株式会社「高齢者の賃貸居住に関する調査」(2026年6月公表・2026年2月調査/全国の賃貸住宅管理会社632社)|発表ページ