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離れて暮らす娘
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「実家は賃貸なので、勝手に見守りの機械を付けていいのか分からなくて。大家さんに聞くのも、なんだか気が重いんです」 |
何か始めたいのに、「賃貸だから」というだけで一歩目が止まってしまう。よくあるお気持ちだと思います。でも実は、賃貸だからこそ選びやすい方法もあります。この記事では、賃貸のお住まいで選べる見守りの3つのタイプと、部屋に置く前に確かめておきたいこと、そして大家さんや管理会社への切り出し方を、順番にまとめました。
賃貸だと、一歩目でつまずいてしまいますよね
見守りのことを調べ始めると、たいてい持ち家を前提にした説明が出てきます。壁に取り付ける、配線を通す、工事の日を決める。読みながら「うちの実家は借りている家だし」と、そっと画面を閉じた方も多いのではないでしょうか。
加えて、大家さんや管理会社に連絡するという行為そのものが、少し重たく感じられます。高齢だと知られたら困るのではないか、面倒な入居者だと思われないか。心配とためらいが、同時にやってくるんですよね。
ただ、賃貸のお住まいでできることは、思っているよりずっとあります。むしろ「相談していい相手がいる」という点では、持ち家より心強い面もあります。
賃貸の実家で選べる見守りは、大きく3つ
誰が用意するのかで整理すると、迷いが減ります。3つのタイプに分けてみました。
| タイプ | だれが用意する? | 賃貸での気をつけどころ |
|---|---|---|
| 置くだけの機器 家族が買って持ち込む |
家族が選んで、帰省のときに置いてくる | 壁の取り付けや配線工事が要るものは避ける |
| 人が訪ねる・電話する 自治体や民間のサービス |
家族が申し込む。自治体の制度もある | 部屋に何も付けないので制約は少ない |
| 住まいの設備として 大家さん・管理会社が導入 |
物件の側で用意される。家族は相談するだけ | 許可の心配がいらない。退去のときも困らない |
どれかひとつに絞る必要はありません。デナリ・コネレーションのウェビナーで桜井良太先生(東京都健康長寿医療センター研究所)が紹介した調査では、いざというときに「これで足りている」と感じられている見守りは、複数の手段を組み合わせている場合と関連していたと報告されています※1。週末の電話に、もうひとつだけ足す。そのくらいの気持ちで十分です。

部屋に置く前に、確かめておきたい5つのこと
家族が機器を持ち込むタイプを選ぶときは、買う前にこの5つを見ておくと安心です。難しい確認ではありません。
5つとも当てはまるものなら、家具や家電を置くのと同じ感覚で使えます。逆に、壁の工事や共用部への設置が必要なものは、家族の判断だけで進めずに、先に一度相談しておくと安心です。あとから元に戻すことになると、親御さんが困ってしまいます。
ちなみに、手すりの取り付けのように部屋に手を加えるものでも、相談すれば承諾してもらえることはあります。「聞いてはいけないこと」ではないんですよね。
大家さん・管理会社への、角が立たない切り出し方
連絡するとなると身構えてしまいますが、順番を決めておくと、ずいぶん気が楽になります。

「高齢だと知られると不利になるのでは」と心配されるかもしれません。けれど今は、入居者の見守りに前向きな管理会社やオーナーさんも増えています。連絡先を伝えておくことは、相手にとっても助かる情報なんですよね。
工事もWi-Fiもいらない、「住まいの設備」という選び方
部屋に手を加えずに、しかも親御さんに何も操作させたくない。そう感じた方に知っていただきたいのが、デナリ・コネレーションです。
専用機器「DENARI BOTS(デナリ・ボッツ)」をコンセントに挿すだけ。呼吸で変わる空気中のCO₂(二酸化炭素)の濃度から、部屋にいるか・動いているかをそっと読み取ります。カメラもマイクもなく、映像も音声も記録しません。工事もWi-Fiもいらないので、壁にも設備にも手を加えません。ふだんと違う状態が続いたときは、コールセンターが電話で確認します。
このサービスは、賃貸物件のオーナーさんや管理会社が設備として導入するタイプです。だからこそ、賃貸のお住まいとは相性がいいんですよね。実際に100台近くを導入している賃貸管理会社(株式会社アミックス)の方は、導入事例インタビューで「コンセントに挿すだけなんで、もう何もいらない」「入居希望のお客さまに実物をお見せすると『え、こんなちっちゃいのでできるんだ』と驚かれる」と話しています※2。

親御さんの側の操作は、何もありません。実家が賃貸なら、「こういう見守りの設備は入れられますか」と、大家さんや管理会社にたずねてみる価値があります。まだ導入していない物件でも、資料を取り寄せて渡すところから話が始まることもあります。
よくある質問
親の家は賃貸ですが、家族が勝手に見守りの機器を置いてもいいですか?
コンセントに挿すだけ、棚に置くだけといった、部屋に手を加えないものであれば、家電を置くのと同じように考えて差し支えないことがほとんどです。壁に穴を開ける、共用部に付ける、配線を通すといった場合は、先に管理会社へ相談してください。
相談したら、高齢だからと嫌がられませんか?
気になりますよね。ただ、管理会社にとっていちばん困るのは「何かあったときに連絡が取れないこと」です。家族の連絡先が分かっていて、様子を気にかけている人がいると伝わることは、相手にとって安心材料になります。
費用は誰が払うことになりますか?
家族が持ち込む機器なら家族の負担、住まいの設備として導入されるものなら物件の側の負担になるのが一般的です。自治体によっては、緊急通報の装置などを低い負担で使える制度もあります。お住まいの市区町村の窓口や、地域包括支援センター(高齢者の暮らしの何でも相談窓口)で聞いてみてください。
まとめ
- 賃貸で気をつけるのは、ほとんどが「部屋に手を加えるかどうか」の一点です
- 選べるのは、置くだけの機器・人が訪ねるサービス・住まいの設備としての見守りの3タイプです
- 大家さんや管理会社には「許可」ではなく「相談」から。連絡先を最新にしておくだけでも備えになります
出典一覧
- ※1 桜井良太氏(東京都健康長寿医療センター研究所)による、見守りの組み合わせと安心感の関連についての調査。デナリ・コネレーション主催ウェビナーでの紹介より|ウェビナーレポート記事
- ※2 デナリ・コネレーション「【お客様の活用事例】株式会社アミックス 金子さま|導入事例インタビュー」(2026年5月)|動画を見る


























